変換
SirilはFITS 32ビット形式とSER形式を標準でサポートしています。したがって、その他のファイル形式をサポートし、シーケンス を生成するためには、まずこれらの形式に変換することが必要です。サポートされているファイルの種類はタブに表示され、Sirilのコンパイル方法によって異なります。
Sirilは2つのパネルに分割された変換タブを提供します。上のパネルでは、変換したい ソース ファイルを読み込むことができます。
変換タブのソースパネル。
これらのファイルの管理は、ミニツールバー
から行ないます。
最初のボタンである + ボタンはすべてのソースファイルを読み込むことができるボタンです。ダイアログウインドウが開き、コンピュータ上の変換するファイルをすべて選択できます。Sirilがサポートする形式だけが表示されます。
Tip
ファイルを直接 ソース 領域にドラッグ&ドロップできます。ファイルをドロップすると、ドロップゾーンがハイライトされます。
2番目のボタンである - ボタンで選択したファイルを削除できます。複数のファイルを同時に削除できます。それらはハードディスクからではなく、変換領域からのみ削除されます。
最後のボタンで、読み込んだすべてのファイルを一度に削除できます。
読み込まれたファイル数と選択されたファイル数は、ツールバーの右側にあるステータスバーに表示されます。
変換先 欄では、ファイルの変換後に生成されるシーケンスの名前を選択できます。
変換タブの変換先パネル。
したがって、シーケンス名 basename に対して、変換後のファイルは次のような形になります
basenameXXXXX.[ext]
拡張子は 設定 で定義されているものです。インデックス XXXXX はデフォルトでは最初の画像が 00001 から始まりますが、別の開始インデックスを定義することも可能です。これは同じマスターファイルを共有するマルチセッションの場合に便利です。3種類の出力が可能で、ドロップダウンメニューから選択できます:
FITS画像
SERシーケンス
FITSシーケンス
これらのファイル形式は、このドキュメントの シーケンス 節で説明されています。
技術的に、入力ファイルがFITS形式の場合、変換する必要はありません。ただし、ファイルをリネームしてシーケンスを作成し、Sirilで処理できるようにするため、変換を行なうことも可能です。ハードディスクを不必要に埋めないようにするため、シンボリックリンク オプションを選択することもできます。このオプションは、FITSファイルをコピーする代わりにシンボリックリンクを作成します。このオプションは、出力ファイルがFITS画像の場合にのみ利用可能です。
注釈
シンボリックリンクが有効になっている場合、圧縮が無効になります。
警告
Microsoft Windowsでは、シンボリックリンクを使用するには、Windowsで 開発者モード を有効にすることが必要です。
警告
GNU/Linuxで Symbolic link Error: Function not implemented (シンボリックリンク エラー: 関数が実装されていません)というエラーが表示される場合、シンボリックリンクを許可していないファイルシステム上のディレクトリでシンボリックリンクのシーケンスを作成しようとしたためかもしれません。
出力形式がSERまたはFITSシーケンスの場合、複数シーケンス オプションが表示されます。このオプションにチェックを付けると、すべての入力要素に対して単一のSERまたはFITSファイルではなく、複数のシーケンスファイルを作成できます。入力要素(フィルムやSER、FITSキューブなどのシーケンスファイル)が同じ画像サイズを共有していない場合、または一緒に処理してはならない場合に使用します。
The last option Debayer allows the user to demosaic the images during the conversion. This option should generally not be used if the images are bias, dark and flat images, or light images intended to be pre-processed. Indeed, due to Bayer matrix consideration, the RGB result of your RAW image is an interpolated picture. In consequence pre-processing interpolated data will give wrong results. Converting RAW files of an OSC sensor gives Color Filter Array (CFA) monochrome FITS pictures. Contrary to RGB image, CFA image represent the entire sensor data with the Bayer pattern. The following image shows you a crop of a CFA image. Note that the Bayer pattern (RGGB on this example) is visible.
Bayer pattern showed on a CFA (Color Filter Array) image.
最後に、変換 ボタンは、その名前が示すように、ファイルの変換を開始する機能を提供します。
注釈
デジタル一眼レフカメラのraw画像はメーカーによって異なり、一般的にクローズドソース形式です。したがって、このようなファイルのデコードは、専用のコードによって行なわれる複雑な作業です。Sirilでは、rawファイルの変換作業は LibRaw によって行なわれます。実際、ファイル形式(通常は最近の形式)が読み込めない場合、LibRawのウェブサイトで対応しているかどうかを確認することが必要です。対応していない場合、rawファイルを提供することで開発チームが対応できるよう支援できます。ただし、Sirilパッケージに組み込まれているLibRawのバージョンが最新バージョンでない可能性もあります。その場合、新しいリリースを待つか、ソースを直接コンパイルすることが必要です。
対応ファイル
各変換処理の後、_conversion.txt で終わるファイルが作成されます。このファイルには、入力画像と変換処理中に生成されたシーケンスの画像との対応関係が記録されています。
Sirilコマンドライン
convert basename [-debayer] [-fitseq] [-ser] [-start=index] [-out=]
Sirilコマンドライン
convertraw basename [-debayer] [-fitseq] [-ser] [-start=index] [-out=]